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Channel: しるびより~Shiruou's Blog
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可愛そうでは救えない話

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シリアの難民の問題がしばらく出ていて、これはずいぶん先まで続くだろうけど、
向こうの人からちょいちょい話を聞く。

最初は普通に考えていたが、どうも普通ではないらしい。

突然受け入れが決まったら洪水のようになだれ込んできて、欧州は大変みたいだけど、
なんで受け入れを渋るのかというある問題があるらしい。

欧州の人にとって、(全員ではないだろうが)中東の人というのは自分の利益だけを要求して
かなうと当然と思って安穏とし続ける、癖があるらしい。

外人は全員こういう傾向があり、相当な天才だったり日本通だったりしても
カギをなくすだの自分の要求だけをガンガン出してきてこっちの要求は知らんぷり
みたいの”しか”いないから、そういうものだと思っていたら

向こうの人間が”あれはもっとひどい”というのだからこれは相当なものらしい。


助けると怖い、というので私は人助けの映画も好きだし、まあそもそも
イラク戦争で西欧が招いた種みたいなものだから
(もしシェールオイルが1990年にできていたら湾岸戦争自体起こらなかったかもしれない)
仕方がないし、いいことだろうと言ったら、

すでに欧州では移民の闇流入が深刻で、相当な田舎でも夜外出ができなくなった、ということです。

これが今後もっとひどくなるかと思うと、アラブ人のあの気質を考えると大変なことになるぞ、と言っています。
(なんか月1000ユーロの生活保護金をを2000ユーロに上げろとデモが始まったらしい)

ISISの闇流入はもちろん、難民に紛れてもっといろんな闇流入が起こって、しかも助けようものなら
助けてもらって当然の顔して延々居座り続ける上にあれこれ治安を悪くするので
正直困る、という感じのようです。これは政府ではなく民間の話。

というのはすでにジプシーと呼ばれる人が勝手に電気を盗んだり、あちこちに不法滞在して
やりたい放題なので、そこで何が起きるかもわからないという。


日本でも嫌韓だの、反日だのありますが、あれはどっちかというと思想や教育で
そのように捻じ曲げられたことが発端で、教育があまり崩壊していない台湾や香港を見れば
中国人や韓国人だから、と言って根っから思想がおかしいわけではないということなので、

これは要するに”修正可能”なものだと思います。


しかし中東と欧州の問題は人種の癖+宗教+資源と絡み合ってしまっているので
これはほぼ修正不可能に近い。

中世からやり合っているわけですから。

”可愛そう”では済まない世界があることを日本人が知らなさすぎるので、
こういう話は出てこないですね。
可愛そう、と助けたら家を燃やされて乗っ取られて皆殺し。
あの手この手で開けてくれ、という知らない人に絶対にカギをあけてはいけない。

ウォーキングデッドでそんなやさしい追剥キャラクターが出てきますが、あれは
あちらにはこういう形で存在しているということでしょう。

ドラマで見たらこんな奴いるのかと思いますが、日本にはいないというわけで。

赤ずきんちゃん、三匹の子豚、オオカミと七匹の子ヤギ
これ全部うっかり侵入者に騙されて食べられる話です。

こういう教訓が昔からあったということで、日本式の人買い、盗賊、強盗、野盗、野武士とは
性格が全く違うようです。

文化が違うと見方も全く違ってくるので、観光旅行だけではわからないですね。

なのでかわいそうだから助けてあげる、というのは成立しないことのほうが多いです。

とはいえ70年前は日本が世界で一二を争うかわいそうな国で助けてあげられた、なので

どうしても”かわいそうなものを余力あるものが助けてあげる”という形が絶対正義として
美化されてあちこちで放送されやすいです。

まあ確かにだれも反対しようがないパターンですし日本人の判官びいきは気質です。

ペットにしても、子供にしても、常にこの視点から記事が書かれるので
敗戦のトラウマは、あれこそ1000年続きそうな勢いですが

海外のこういう話を聞いていると、かわいそう、では本質的に助けられない現実がどんどん
わかってきて、話の良しあしがわからなくなります。

”助けるべきは助けるべきだが、それで全員が助かるわけではないので
格差が生まれるしそんな援助未来永劫できないから新たな問題を生んで結局解決しないよ”
”自己満足でオナニーに終わることのほうが多い”

よく考えるとペット問題なんてまさにこれのようです。


我々はよくかわいそう、と思って何か普段はしない行為を行うことがありますが、
実際これは注意したほうがいいです。
よくよく考えてしてあげないと、かえって悪い方向に行きます。

AVでもあるんです。

先輩ができない男優(この手合いほど男優になりたくてなりたくて仕方なく、弟子にしろだのなんだの
しつこく懇願する)のいいところを一生懸命探して、生き残れるようにあれこれしてあげた

>結局使い物にならず、どこかで大ポカをして先輩もろとも迷惑をこうむる。誰もかれも損をして終わる。
-->かわいそう、と思うなら別の仕事を見つけるようあきらめさせるべきではなかったか?

女優の仕事がだんだん減っていくのがわかったので、あれこれと優先的に仕事を回してやる

>売れないから仕事がなくなっているわけで、そこをいくらテコ入れしても美人局に仕送りしているになりかねない。

-->自然にファンの減った女優を再浮揚させるのは、相当大掛かりな仕掛けをみんなで組まないと不可能だから
ファンのいる地力ある女優を使ったほうがいい

今のAVの女優のキャスティングはみんなこれですね。数字の取れている子にしか仕事が回ってこない。
上澄みとそれ以外で完全二極化しています。


こういう理屈から言うと、DVDをいくらテコ入れしてもダメということになります。


お客さんというのはほしいものには自然と足が向かっているもので、
動いている客足というのはいくら止めても止まらないし
いくらうまい餌で吊っても引き止められないものです。
これは洪水と似ています。
決壊した堤防はどうしようもない。

携帯電話もそうですね、値下げ値下げと言って結局下げたふり値上げ、になっているあれです。
客離れはとまらないでしょう。たぶんMVNOに流れて正規料金はもっと上がる。


うちについて言えば、お客さんが気を使っていただいてあれこれ購入していただくこともありますが
ほんとにほしいものをお買い上げいただければ十分です。
ちょっと買いますよ、程度だけで眼射作品や食ザーやあれこれマイナーになってしまったものを
見込みもなく大量生産するわけにはいきませんから
義理堅く買っていただいてもご希望のジャンルを再興するか、となると話が違ってきます。

ジャンルがなくなったのはなるべくして消えたのであって、
売れるのに作らないわけではないんですね。

ザーメンものに限れば、2000年ごろの監督と予算と女優の編成が
あまりに贅沢で(毎月1000万クラスの製作費もきらびやかに存在していた)
それを知っているような方からすると寂しいでしょうが、
ほんとに売れなくなったし、作り手もほんとにつらい仕事だからやめてしまいました。

当時の監督連中で、いまだにコンスタントに作り続けて、なおかつ売り上げを出している人は
ほとんどいないでしょう。
外注監督であればあんな仕事やってられないぐらいきついです。
メーカーにしてもモザイク手間賃がかなりかかりますから、普通にハメハメ撮ったほうが量産が効きます。

つまり消えるべくして消えたので、ちょっとやそっとの募金代わりの購入で後押ししても、
そういう監督連中だって昔のおいしい時代を知っているから、今のような予算や環境でやれと言われても
到底長続きできる仕事でないでしょう。

そういう夢のある監督もいるかもしれませんが、AV業界では過去を振り返るノスタルジーは死を意味します。
だから制作会社は絶対にお客さんなどの夢に付き合ってはくれません。

詐欺師ならクラウドファウンディングシステムをつくってもっとうまくやるでしょうが

私はそういうことはできない性分なのでノスタルジーはよくないですよ、と言います。


幸運なのはぶっかけ物は市場自体はまだあって、海外の市場とかももっと上手に
付き合っていかなければいけないのですが
うちなんかは熱心なファンの方がまだお付き合いいただいているので、
滅亡、とまではいかないと思っています。
VIPを使えばマイナーなものも作れますし。

今のAVの問題は内容そのものにあるわけでなくて(多少ありますが)
本質は2000年から続いてきた問屋主導のDVDの店舗流通システムが制度疲労を迎えて
滅亡に至りつつある、という見方が正しいと思います。

まあそういうわけでうちはシコシコプラットフォームを開発しております。


スマホ版の会員エリアを無料公開したらいきなりサーバーが止まったので
需要はあるみたいなので、
もっとわかりやすくして見えるようにします。




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