とぎ汁がでないので楽だから、ここ数年玄米に変えたのだけど、
白米と玄米どっちがダイエットにいいか、と健康にいいか、の
二つについて、わかったことがあるので
少数のこのブログの女性読者の皆さん参考にしてください。
女性がこのブログを読んでいるということが驚きますが、結構な数がいるのです。
玄米のほうが健康にいいというが、理由はなぜで、本当だろうか、
二年ほどかけて検証しました。
事実は以下の通りです。
玄米のほうが糖質量が少ない
だから同じ重さなら、玄米のほうが糖質制限になっている。
違いはおそらくこれだけだと思います。
精米機で560gの玄米を白米で精米したら、500g程度になります。
精米度にもよりますが480gくらいまで減る場合もある。
一割糖質が少ないわけで、その一割が繊維になっています。
繊維が難消化性デキストリンと同じ役割をするかというと、
そこはあまり変わらないと思いますが、一割ほどの糖質の吸収を妨げているのは
考えられます。
だから、知らず知らず野菜を数g多めに取っている、と思えばいいでしょう。
炊飯するとおおむね1500gくらいになります。
私はこれを分割しているので、おおむね一食で70gの玄米になるよう調整します。
米70gの炭水化物量は50gなので計算がしやすいわけです。
しかし精米するとこの玄米は約60gになるので約40gに糖質が減ります。
同じ量を食べていても糖質が一割少ないから、月単位でみればダイエットが一割はかどる。
90日で落ちるところが、80日ですむか、またはチートデイを数日増やせる、
ささみをもも肉にするとか、チーズに変えるとか脂質の量を増やせる、という計算が成り立ちます。
それ以上の健康効果や、ダイエット効果は厳密には玄米にはないと思います。
健康とダイエットビジネスは針小棒大に効果を大宣伝するのでみんな間違ってしまうのですが
玄米そのものがいいというよりは、玄米によって同じ献立なら脂肪を減らすのに
効果があり、ダイエット効果により血液検査の値が改善する
こういう健康効果は認められるかも?
だから玄米にして、食事のメニューや量を変えなければ、
勝手にやせていくはずです。
あまり大きな期待はしないほうがいいでしょう。
パンやパスタなどの混ぜ物よりは糖質量が計算しやすく、
雑炊などにすると腹もち効率がいいので玄米はお勧めです。