ビデオ中で昔の高飛車吊り眼女王様系のゴージャスRQの話を
していて、女優さんもさっぱり訳が分からなかったようで
ふと気になったんだが
昔とはいつのことだ？
と思ったらそういうブームは2002-2006くらいで
もう10年以上前じゃないか
20歳の女優からしたら10歳で小学生である。
そらわからない
RQ系のブログを探したらスター系の人たちのブログはかなり消えている。
当時新人とか言われて人気だった人たちでさえもRQどころかモデルですらない。
人気絶頂で今でも同じような顔で撮影会している人でも38歳である。
えええええ
全然顔変わってない（写真だけは）だからまったく気づかなかった。
RQの仕事は電気自動車や自動運転のブームに従ってまた増えてくるかもしれないが
今のところブラックに限りないグレーな現場になってしまった。
グラビアもAKBローラー作戦で絶滅して以来、ソフマップで限りなくAVに近い撮影会という
レベルでしか盛んなように見えない。
DVDをいまだ販売しているが、実質店舗のグラビア棚はスペースがないので
amazonなどネット通販で手売りするしかないであろう。
エロのないグラビア撮影や、撮影会やイベントの手売りグラビアで食っていけるはずもなく
要するにこれらは常連相手の酒なしでやっすいキャバクラ状態になっているわけだ。
それはモデルやRQがキャバクラや高級デリヘルに鞍替えするわけである。
世間体は悪いが、金払いはよく客は安全である。
04ごろの超人気だったレースクイーンも数年前に六本木のキャバクラにいたし、
そこそこのレベルだった人も2008年ごろに某エスカイヤーでバニーガールやっていた。
エスカイヤーでもバニガでは稼げないよ。
あの辺の人たちは自己実現の理想が高くて○○はやらないとかたくなになりすぎているか
生活の水準を上げ過ぎてエンゲル係数が高くなりすぎ、寄生やタカリが癖になってしまっている
（キャバクラ上がりの下手な図々しいタカリをやる30代が実に多い。騙された振りをしてあげているが）
現実はこんな感じだが、やはりネットでは変わらずハイレベルな生活を続けていたりするので
やっぱり裏バイトがあるんじゃないかと思ってしまう。
自己実現の理想を高く持っている若い人は肝に銘じてほしい
「ポリシーに反するので○○はやらない」
という自己規制をしている限り絶対に成功しない。
たまたまうまくいったとしてもあとでダメになる。
人の勧めには素直に従い、自分の置かれた現実に素直になれば
周りから評価されている人は正しい指導を得て伸びていくはず。
必ずその道のエキスパートが出てきてくれる。
○○がいやだから○○だけはしない、という人にエキスパートは出てこない。
○○になるためならできる限りなんだってやる、という人にはなにがしかの先輩がつく。
例えば私はエロはやらないで少年誌一本、○○という雑誌でデビューを目指す、
と固く決めすぎていて全然ダメだった。
あとで苦労してそのSという雑誌で賞をもらった時に
編集から「あなたの絵はうちには合わないタイプ」
と言われてすべて分かった。
要するに最初から向こうのほしくない絵だったので、ストーリーやらキャラクタ以前の問題だったわけだ。
そこで雑誌にこだわらなくなったら賞連発、担当者もつき実力も伸び
結果はうまくいかなかったがそこで少年誌とか、こだわらない
エロでもなんでもやる
と決めたらエロ漫画でAV男優でどんどん引っ張られ
自分の意志と関係なくちんこじる娘の原型のような作品が出てきて今に至るのだ。
なんでもやりすぎてしまうのは考え物だが
「やらない」という大した理由のない自己否定はもっとよくない。
そんな連中が束をなして人生を謳歌した、アイドルともモデルともつかないジャンルもなくなった
もういくら超人気RQでも30後半になって安キャバギャラでは将来やばいはずと
みんなわかっているはずだけど。
金持ち彼氏に寄生するにしても30後半だとカウントダウンなのでよほど生活レベル下げないと
実際は結婚なんてしてもらえないのが現実。
もしそんな生活のまま結婚してくれる、なんて優良プラチナカード持ちATMがいたら
かならず裏でなんかやっている。
グレー系ビジネスか、浮気満載か、結婚したら家に帰ってこないか、どれかである。
野球選手やサッカー選手、ゴルフ系の選手は意外に寿命が短くて
丁度人生絶頂のモテキ（28-36歳）に当たったりして勘違いして結婚すると
突然収入ががた落ちでガックシ、であったりもする。
スポーツ選手系は成績に追われて堅実とか将来性とかに気を配る余裕がなかった人が多い。
引退後は貧乏生活とか。
マー君がいるじゃないか、という人は鳥山明とかマイケルジャクソンとかを引き合いに出しているのと一緒。
普通の人の話ではない。
行き遅れ芸能人やタレントの離婚が多いのはこういうわけだ。
我々からすると現在40前後のこれらスーパーモデル系美熟女はお客さんのリクエスト率も高く
それはこのハイソな雰囲気を今も維持しているからだと思うが
そういう生活を実際にしてきた凄みがお客さんにも伝わっているからだろう。
ただの40代じゃなく、足がすらっと肌がきれいで、少し年季は入っているが
乳が垂れてない、色が白すぎない女性のことをさしているのだと思う。
私がAV男優をやっていたころの40代というと、ぶくぶくで生活感たっぷりの
八百屋のおばさんのことを指していた。
これが世代というものだろうか、2008年ごろの人気RQでも35を超えている人が大多数で
もうすぐ40代前後美熟女に入る。
いや全然熟女にみえませんて。
知り合いのモデル事務所の社長もものすごい美人である。
いまだに20代でも通用する。
それ熟女じゃないです。
こうしてみると、人間若いころの贅沢や無駄というのは、決して無駄になってないことに気づく。
女は無駄遣いもいいのかもしれない。
なのでもしかしたら、今私が撮っている”レースクイーン”なるシチュエーションのものは
もしかしたら見ている方に伝わらないのか？と不安がよぎったのだ。
ブルマ
三本線+赤スカーフセーラー服
フリルなしスクール水着
ルーズソックス
これらのツールは実際はもはや存在しないのだが、
それぞれいまだにロリのアイコンと思われている節がある。
今ブルマも、三本線も、切れ込みスクール水着も
現実に見ることはほとんどないであろう。
女子校生もスレた子はいなくなって、真面目で子供っぽい子が
その辺を歩いている。
2000年代のガングロで電車で胡坐でメイクしているような人種は絶滅した。
少なくともTVの中でしか見れない。
よく街を歩いてみよう、平日の午後、歩いてみよう。
そこにAVに出てくるようなスタイルの女子校生は歩いているだろうか？
私が見る限り、子供ばかりである。
そう、子供っぽい。
今の女性は、なんとなく若返っているというか、なかなか年を取らなくなっているように見える。
OLも女子大生風の人がいて、パッと見大学生なのか、OLなのかわからん人がいる。
ワイン会に行くとおじ様たちに大人気である。
こういう女性がいると私は決して近づかないでおばさんたちとばかり話している。
居心地がいいというのもあるが、エロ屋という自分を見せたくないので気楽に構えている。
ワイン会の後とかにこういう女性が私のほうにやってきて話しかけてきたりする。
女性というのはこういう性質があって、
無視されているとなぜか気になるものらしい。
いやもしかしたら私がビーフジャーキーは太らない、とか言っていたり
ダイエットの話しているのがビンビン伝わっているのかもしれないが
そんなとき初めて話してみて、あまりに幼く見えるのに改めて驚く。
そこで、今まではなしていたおばはんたちや、その中にいる35くらいの
ハイソな昔モデル系だった美人の人たちを比べると
人種というか何かが違うのを感じる。
これなんだかわからない。
階級というのとはちがう。なんか幼い、美しいという妙なボーダーがある。
もしかしたらこの美しい、というのが日本から失われつつあるのだろうか？
ブルマとセーラーはいまだ通じるアイテムだが、
うちにある本物の制服をいろいろ見ても三本線はほとんどない。
もしかして我々は過去の偶像を勝手に作り上げて
それに対して性的興奮を覚えているのではないか？
だったら本物にこだわる意味がない
人々のゆめまぼろしとして存在している女子校生を作ることになる。
レースクイーンもいつのまにかそうなっている。
2005年ごろのブームだった頃のレースクイーンを一生懸命10年たっても
やっている。
実際そんなレースクイーンもはや存在しないのにだ。
スク水もブルマももう現実にはほぼ存在しない。
大人が幼ぶったメイクしてAVやっているだけ
というかもはや学校が消えかかっている。
我々は何に対して欲情しているのか、よくわからない。
現実にないものを夢想して欲情しているなら、
AVがファンタジーというよりアニメやハリウッドのSFXに近くなっているのではないか。
勃起するものが正義だという理屈で作ってはいるのだが
それが存在しないのなら、次に出てくる若いユーザー世代にはいったいなにを
欲情対象として提示すればいいのだろう？
わからない。
でもあの輝いていたレースクイーンも、欲情するような女になりかけの女子校生も
ブルマもスク水も、実際はもうほとんどないのだ。
カメラ変えてみたけど後ろボケが入ったほうがいいかな？
全ピンがいいのかなあ？
今のところ気分で変えている。
